代表挨拶

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2020年4月26日、テイパーズは創業30周年を迎える事ができました。
決して「無事に」とは言えない波乱万丈な30年でした。
失敗や成功を繰り返し、多くのことを学びました。
逃げずに真っすぐに、正しいと思う道を進んできました。
まず、お付き合い頂き、お支え頂いた多くの取引先様、エンドユーザーの皆様に深く感謝致します。
そして社員、関係者の皆様にも深く御礼申し上げます。

この30年で業界のみならず、世の中を取り巻く環境は大きく変わりました。
ありふれた言葉ですが、想像できるはずのない大きな変化でした。
そしてこの変化がよりスピードアップしていくのは明白です。

創業当時から「デジタルサービスとアナログ・フィジカルサービスの両輪を運用することで、初めてサービスは完結する」というフルフィルメントサービスに拘ってきました。

ファンクラブ運営、会報物等の発送業務、コンサート会場での物販、商品制作、倉庫業務、トランスポート業務、EC受付・発送作業、チケッティング業務、転売対策、等々。それらを他人任せにせず、社内完結させる事こそが変化を身近に感じ、対応できる術だと信じてやってきました。その一端が「顔認証システム」「RFIDを用いた会場販売システム」「マルチ決済」「野外フェスソリューション」「動画配信」「入場時座席発券」などのサービスたちです。

チケット券売の企画からライブ会場での実対応、早朝から深夜に及ぶ会場物販、カスタマーサービス、ファンクラブサービスの企画・運営、真夏の野外フェス運営など「現場」から学んだ事。
チケットオフィシャルサイトの運営(受付・抽選・配券・返金・振替変更)、ファンクラブサイトの運営、配信サービスなどの「デジタルサービス運営」から学んだ事。
多くの学びを活かし「事業としての実体を持ち、エンドユーザーの皆様に対して身近で正しい運営」を行ってきました。

これからは今までに得た多くのノウハウを活かし、エンタメサービスプラットフォームの実現に向けて突き進んで参ります。
その実現にはシステムやデジタルサービスなどのフロントサービスだけでは不可能です。
前述の通り、「事業としての実体を持ち、エンドユーザーの皆様に対して身近で正しい運営」を行うためにアナログ・フィジカルサービスが不可欠である事はそのままに、今後はより先を見据えた自社完結に拘らない連携を前提に進んでいきます。
弊社は大きなサービスプラットフォームを実現するための「ハブ(HUB)」になれる唯一無二の存在であると確信しています。
弊社だけでは未来を変える事はできませんが、弊社だけがあらゆる局面、どんな変化にも対応できます。
これからのテイパーズに是非ご期待ください。

代表取締役社長 森 髙幸